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1日で約20万人の人出を誇る『世田谷ボロ市』。

降り立ったのは…上町(かみまち)

1925年(大正14年)開業。東急電鉄世田谷線の真ん中にある駅で世田谷線の車庫があることから、鉄道マニア必見の場所。

安土桃山時代から続く名物の市へ出発。

2両という短い車両で走る東急電鉄世田谷線。かつて走っていた旧玉川線、通称『玉電』の一部を前身とし、今も住民に親しまれている。今回向かったのは、その上町駅。毎年12月と1月に開催される『世田谷ボロ市』の最寄り駅だ。
『世田谷ボロ市』の歴史は古い。1578年(天正6年)に開かれた楽市が始まりだという。会場となる『ボロ市通り』にズラリと並ぶ露店は約700軒! 和雑貨や衣類、アンティークの着物や食器と味わい深い品々が並び、眺めるだけでワクワクしてくる。「これ、おまけして!」なんて、店主と何気ない会話を交わすのもまた、市の醍醐味だ。そして、名物の『代官餅』も忘れずに。『天祖神社』境内でボロ市開催日のみ販売されるつきたての餅で、これを食べずには帰れない。

市を散策したあとは『ボロ市通り』に立つ『世田谷代官屋敷』へ。江戸時代中期以来、彦根藩の世田谷領20か村の代官を世襲してきた大場家の邸宅で、茅葺き・寄棟造(よせむねづくり)の『主屋』が残る風景は、まるでタイムトリップしたよう。その敷地内に立つ『世田谷区立郷土資料館』では、『世田谷ボロ市』に関する掟書やジオラマなども見られ、ボロ市をさらに楽しむことができた。
440年にわたって大切に開催されてきた『世田谷ボロ市』を通じて知った、地元の歴史とそこに住む人々の情景。これからも長く守り継がれていきますように。

上町の魅力をさらに満喫!

手作り台湾肉包(ローパオ)鹿港(ルーガン)

台湾名物『肉包(肉まん)』を求める客で行列が絶えない有名店。台湾で8代続く老舗『振味珍(ゼンウェイゼン)』で修業し、日本で唯一出店する。具には国産豚肉や台湾油ネギなどを厳選。天候により製法を調整し、約2時間かけて発酵させた皮はほんのり甘く、きめ細かい。『肉まん』(¥180)のほか、具のない『まんとう』(¥100~)も人気。

蕎麦 Sycamore(シカモア)

世田谷通り沿いにある、スタイリッシュな隠れ家風そば処。東京・市ヶ谷や豪徳寺の名店で修業を積んだ店主が、毎日店内でひく粉で十割そばを打つ。蕎麦前(そば屋の酒や酒肴)もまた逸品ぞろい。全国の旬の食材を使った一品や20~30種の日本酒(¥850~)とともに。『せいろ』(¥750)、『金時草のおひたし』(¥500)ほか。

  • 東京都世田谷区世田谷3-3-1 COMSSETAGAYA B1

  • 03-6413-5653

世田谷区立教育センタープラネタリウム

2018年で開館30周年。世界最高クラスのプラネタリウムで、約1億4,000万個もの星を映すことができ、天の川なども美しく再現する。天文にまつわるさまざまな映像がドームいっぱいに投影されるのも見どころだ。当日の夜空の解説も行うオリジナル番組のほか、子ども向けの番組なども。基本的に土日祝日などに投影する。

今回の列車タビは東急電鉄で行こう!

東京都南西部から神奈川県東部に路線をもつ、大手鉄道会社。東横線、目黒線など8路線。

『世田谷線散策きっぷ』でおトクに!

当日に限り世田谷線各駅で乗り降り自由。乗車券裏面は、散策に便利な沿線案内が。
ほかに東急全線の一日券なども。

2018年12月1日時点の情報です

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