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『柴又帝釈天』の名でも親しまれる『帝釈天 題経寺』。『柴又帝釈天参道』を進むと、瓦葺の楼門『二天門』が見えてくる。 

降り立ったのは…柴又(しばまた)

京成電鉄金町線の駅で、1912年(大正元年)、帝釈人車鉄道の駅として開業。瓦葺き風の駅舎は『関東の駅百選』に選定されている。

映画でもおなじみの情緒あふれる町並み。

「私(わたくし)、生まれも育ちも葛飾(かつしか)柴又です」。映画『男はつらいよ』の主人公“寅さん”のこんな名セリフで知られるのが、東京都東部に位置する、柴又。京成電鉄金町線の柴又駅の改札を出ると、旅に出る『フーテンの寅像』と『見送るさくら像』が視界に入り、「柴又へ来た!」という実感が湧いてくる。
みやげ物店や飲食店が並ぶ『柴又帝釈天(たいしゃくてん)参道』を進み、まずは『帝釈天(たいしゃくてん) 題経寺(だいきょうじ)』へ参拝。約390年前に開創された日蓮宗の寺院で、病を癒す帝釈天板本尊(いたほんぞん)が祀られる総ケヤキ造りの『帝釈堂』などがある。お堂の外壁に配された、法華経説話の精緻な彫刻も必見だ。

続いて『葛飾柴又寅さん記念館』へ。映画『男はつらいよ』で実際に使われた映画セットや衣装などが展示され、まるで寅さんがそこにいるよう! 名場面の映像コーナーなどもあり、寅さんビギナーでも大いに楽しめることだろう。
おみやげは柴又名物の草だんごと決めていた。『柴又帝釈天参道』には専門店が並ぶが、なかでも『吉野家』の草だんごは忘れられない味。ヨモギをたっぷり使っただんごは、深い緑色にまず驚き、その清々しい香りと上品な苦味にもまた驚く。手でひとつずつちぎって作るのは界隈でも唯一で、手作りの温かみにも癒される。
江戸川に抱かれ、昔ながらの生業や町並みが残る柴又。寅さんが愛するこの町に、また来よう。

柴又の魅力をさらに満喫!

ゑびす家 参道店

江戸川に近い柴又の名物として知られる川魚料理を今に伝える老舗。創業は江戸時代後期の天明年間。備長炭で焼くウナギや『鯉のあらい』『鯉こく』がセットになった『川魚御膳』(¥2,700)など、野趣あふれる味を楽しみたい。建物は大正初期の建造で、故・渥美 清氏が映画撮影時に宿泊したことも。店内に飾られる日本最大級の熊手も見もの。

矢切(やぎり)の渡し

東京都・柴又と対岸の千葉県・矢切を結ぶ、都内で唯一残る渡し船。小説『野菊の墓』などに登場し、その名を知られている。もともとは江戸時代初期、対岸にある地元農民の田畑への行き来などのために設けられたもので、のどかな雰囲気は当時のまま。片道約5分の船旅で、江戸風情を感じたい。大人¥200、4歳~小学生¥100。

柴又ハイカラ横丁・おもちゃ博物館

昭和レトロを愛するオーナーが営む人気スポット。1階『柴又ハイカラ横丁』では、駄菓子のほか、キャラクターグッズやブロマイドなど、懐かしのアイテム数千種を販売するほか、実際に遊べる1970年代のゲームコーナーも。2階『おもちゃ博物館』(¥200)では昭和40・50年代の約500点を展示し、下町のおもちゃ文化を伝えている。

今回の列車タビは京成電鉄で行こう!

東京都と千葉県に路線を有する大手私鉄。現在、69駅を持ち、総営業キロ数は152.3km。

『下町日和きっぷ』でおトクに!

京成線の東京都内エリアが1日乗り降り自由。きっぷを提示すると店舗で受けられる、優待特典が付いている。

2019年1月1日時点の情報です

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