ホーム

ソラタネについて

連載コンテンツ

1830年(天保元年)に再建された国指定重要文化財『仁王門』。(写真『成田山新勝寺』)

降り立ったのは…京成成田(けいせいなりた)駅

京成電鉄の駅で、1930年(昭和5年)に『成田山新勝寺』への参詣輸送のため開業。1978年(昭和53年)までは終着駅だった。

江戸情緒を伝える町並み名物グルメもあちこちに

師走の折、一年の厄を落とそうと『成田山新勝寺(なりたさんしんしょうじ)』へやって来た。京成電鉄の京成成田駅から寺へと続く約800メートルの表参道は、江戸時代から多くの参拝客が歩いた道。老舗のみやげ物店やウナギ店などの賑わいに誘惑されつつ、まずは寺へと歩を進めてみよう。
成田山新勝寺は真言宗智山派の大本山のひとつで、始まりは約1080年前。弘法大師空海が敬刻開眼した不動明王を本尊として開山された。広い境内には『大本堂』『釈迦堂』などが点在し、開運厄除け、健康長寿、商売繁昌など、さまざまな御利益があるそうだ。

5

板長・江口良男さんはこの道50余年。

表参道を歩いていると、香ばしい香りが鼻をくすぐった。軒先の人だかりをのぞくと、目の前でウナギをさばく職人の姿が! 利根川や印旛沼(いんばぬま)に近い成田は古くからウナギが名物で、1910年(明治43年)創業の『川豊(かわとよ)本店』は老舗のひとつ。厳選したウナギを店頭でさばき、創業時から継ぎ足すタレに浸け、これまた店頭で焼き上げる。ふわふわ、すーっと口の中でとろけるウナギに、「成田に来て良かった〜」と、思わず笑みがこぼれた。

締めくくりは、清酒の蔵元直営店『鍋屋源五右衛門(なべやげんごえもん)』へ。米や麹にこだわって造られた地酒のほか、日本酒と吟醸酒粕を生地に練り込んだ『酒饅頭』をみやげに選んだ。
成田山新勝寺は、正月三が日は全国屈指の人出を誇る。初詣で幸福を祈願するのも良さそうだ。

成田の魅力をさらに満喫!

成田麹stand(スタンド)

『成田山新勝寺』の表参道で唯一の酒蔵が手がける甘酒専門スタンド。1872年(明治5年)の創業以来造り続ける清酒『長命泉』の直売店の一角にある。麹を使った甘酒ドリンクは『プレーン』(¥350)、『ココア』(¥400)、『抹茶』(¥400)などのほか、季節限定の味も登場。砂糖不使用ながら、麹本来の奥深い甘味は驚くほどだ。

成田柳屋本店

1897年(明治30年)創業の羊羹専門店。看板商品は栗蒸し羊羹。『成田山新勝寺』の精進料理のひとつとして出された“栗かん”から着想したのが始まりだという。北海道産あずきの生あんを使い、約1時間かけて蒸し上げる生地は、もっちりしつつもキレのある食感。写真は『一口栗蒸し羊羹』(1個¥160)、『栗蒸し羊羹』(1本¥470)。

成田ゆめ牧場

約30万m2の敷地面積を持つ広大な観光牧場。ヤギや羊と遊べる『ふれんZOO広場』や、『アヒルのレース』などで動物たちと触れ合えるほか、乳搾り教室やポニーの乗馬、イチゴ摘みなども楽しめる。前身は1887年(明治20年)創業の搾乳専業牧場『秋葉牧場』。手作りのヨーグルトやアイスクリームなどもぜひ味わいたい。

今回の列車タビは京成電鉄で行こう!

東京都と千葉県に路線を有する大手私鉄。現在、69駅を持ち、総営業キロ数は152.3km。

『成田開運きっぷ』でおトクに!

京成線各駅~京成成田駅の往復割引きっぷ。
さらに、参道の施設・店舗でこのきっぷを見せると優待特典が受けられる。

2019年12月1日時点の情報です

関連記事

もっと見る