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来年は西郷隆盛の生誕190周年。
そして、明治維新から150年の節目を迎える。
西郷が多くの人の心に刻んだ『敬天愛人』の精神を
そこここに感じながら、秋が宿り始めた薩摩路を旅する。

大河ドラマで再び注目!薩摩の歴史を学ぶ

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B1には『維新体感ホール』のほか、
薩摩や島津、西郷など明治維新の
歴史が多彩な展示とともに、
わかりやすく解説されている。

“明治維新150周年”。鹿児島市内を歩くと、そんな幟旗(のぼりばた)があちらこちらで目に留まる。明治維新から150年という節目の年まで、残すところ数か月。来年1月から放映されるNHK大河ドラマも『西郷(せご)どん』に決まり、維新のまち・鹿児島がにわかに活気を帯びてきた。今回は『敬天愛人(天を敬い人を愛す)』という西郷の志を育んだ、ゆかりの場所を旅の基軸にしてみよう。
1827年(文政10年)、西郷は鹿児島中央駅から歩いて数分の甲突川(こうつきがわ)のほとり、旧・下加治屋町に生まれた。
この狭い一角から巣立ったのは、実は西郷ひとりではない。年長者が年少者を教育する薩摩の“郷中教育”により、大久保利通や東郷平八郎といった英傑たちを多数輩出。作家・司馬遼太郎をして「明治維新から日露戦争までを一町内でやったようなものである」と言わしめた、特異な地域なのである。
そんな歴史的ポイントに建つのが、鹿児島の歴史や先人の偉業を伝える『維新ふるさと館』だ。
「大河ドラマで同じ主人公を2度取り上げるのは初めて。西郷さんを取り巻く女性もたくさん出てきますから、従来の西郷像とは、また違う描き方をされるのではないでしょうか」と、館長の的場睦夫さんも期待を込める。
同館は10月から1階をリニューアルする予定。最新のCGを駆使し、幕末から維新までの歴史をよりわかりやすく伝えるというから楽しみだ。

SPOT(A) 維新ふるさと館

  • 鹿児島市加治屋町23-1

  • 099-239-7700
  • 9:00~17:00

  • 大人¥300、小中学生¥150

  • なし

  • 24台(無料)

  • JR鹿児島中央駅より徒歩8分

2017年9月1日時点の情報です

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