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上宮。八幡大神(応神天皇)の一之御殿、比売大神の二之御殿、神功皇后を祀る三之御殿がある。本殿の八幡造は国宝に指定。11/3(祝)~5(日)は御本殿特別拝観も行われる。

年間200万人が訪れる『宇佐神宮』。全国4万社あまりある八幡さまの総本宮で、神仏習合の発祥の地とされる。まるで宇宙を感じさせるような広大な境内に、まず圧倒される。たっぷり時間をとって参拝することにしよう。
宇佐神宮の八幡大神は、応神天皇の御神霊。朝廷との結びつきは元から強く、数々の史実が残る。国家鎮静のため聖武天皇が東大寺大仏鋳造を考えられた際には、神のお告げである神託を出し、建造に多大な力添えをした。そして749年(天平勝宝元年)、大仏が完成したすぐ後の大仏開眼式では、八幡大神と比売大神(ひめおおかみ)が神輿を仕立てて入京したと伝わる。これが現在各地で見られる神輿のはじまりだ。
ほかにも天皇の位を奪おうとした奈良時代の僧・道鏡(どうきょう)の野心を退けた和気清麻呂(わけのきよまろ)公への神託(弓削道鏡事件)など、国の数々の困難に御神徳を示してきた。それらのことから次第に八幡信仰は広まり、全国に八幡社が造営されていったのだ。
比叡山延暦寺を創った最澄(さいちょう)が遣唐使とともに中国に渡る際には参拝をし、安全を祈願。そして814年(弘仁5年)、無事帰国できたお礼のため、二度目の参詣となった時には、仏教の僧が身につける紫衣(しえ)を賜ったと伝えられている。仏教との深い関わりはここにも見える。
境内の南、現在も10年に一度、勅使が渡る呉橋の近くに、弥勒寺(みろくじ)跡がある。明治時代の神仏分離まであった神宮寺だ。宇佐神宮は六郷満山霊場の一番札所、弥勒寺は二番札所で、御朱印はそれぞれ用意されている。
1300年前、宇佐神宮を源流に広まった神仏習合。仁聞菩薩へ化身した八幡大神が六郷満山を開いたとされ、谷に沿って28の寺院を開き、六万九千体余の仏を造ったとの伝説が残る。

SPOT(C) 宇佐神宮

  • 大分県宇佐市南宇佐2859

  • 0978-37-0001
  • 大人¥300、中高生¥200、小学生¥100(宝物館)

  • 6:00~21:00(10~3月)、
    5:30~21:00(4~9月)

  • なし※宝物館は(火)

  • 320台(¥400) 

  • 大分空港より車で約55分

2017年11月1日時点の情報です

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