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国の重要文化的景観にも指定。

六郷満山文化が栄えた荘園の時代からの風景をリアルに感じられる名所がある。『田染荘(たしぶのしょう)小崎地区』。時流から切り離されたように、中世の田園風景をほぼ残している。六郷満山の六郷とは来縄、田染、安岐、武蔵、国東、伊美の6つを指すが、中でも田染は宇佐神宮の重要な荘園だったところだ。
間戸耶馬(まどやば)の奇岩を登り、夕日観音を過ぎて徒歩10分。のどかな田園が開けた。西の比叡山とも呼ばれる西叡山と、山の裾に沿うように田と小川が見える。
水田や水路、集落などが、そのまま残っていることは『田染荘の村絵図』という、1689年(元禄2年)に描かれた地図と比べるとわかるのだそうだ。国東半島宇佐地域は世界農業遺産に認定されているが、この田染荘が変わらずあることも、評価のひとつとして加えられている。
幾世を経てここで花ひらき生まれたものや失われたもの、受け継がれているものを思う。半島に立って、あなたの心には何が浮かぶだろうか。

2017年11月1日時点の情報です

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