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ソラタネについて

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やきそば(¥680)。シンプルながら、さまざまな香りや食感が絡み合い、平坦な味になりがちなやきそばに奥行きを与えている。お好みで紅ショウガを添えて。

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吉田さん夫妻。吉田さんは2代目で、
先代は吉田さんの母親だ。

ビールを堪能した後は、再び市街へと戻る。向かった先は『みくま飯店』。お目当ては日田を代表するご当地グルメ、日田やきそばだ。
店に入り、早速注文。カウンターから調理風景をのぞき見る。まずは鉄板で豚肉を炒め、ジュワジュワと脂が出てきたら麺を投入。『みくま飯店』では生麺を使う。バッと平らにならしたら、そこから麺は動かさずじっくり焼く。「日田やきそばはね、本当に麺を焼くんです」。店主の吉田明彦さんに言われ、ハッと気付く。今まで疑いもしなかったが、一般的なやきそばは確かに焼いていない。あれは炒めている。対して、日田やきそばはラードでパリパリになるまで文字通り、焼く。油は多めで、揚げ焼きに近い。
具は至ってシンプル。豚肉のほかは、ネギとモヤシのみと潔い。ソースの焦げた香り、パリパリの麺、カリッと焼けた豚肉。香ばしさの三重奏が食欲をそそる、そそる。なかなかのボリュームなのだが、ソースがしつこくないので、するりと胃袋に納まった。
『みくま飯店』で出合った、いわゆるやきそばではない、本当の“焼き”そば、日田やきそば。なんだかわかりづらいが、旨いことだけはハッキリわかる。

SPOT(H)みくま飯店

  • 大分県日田市隈1-5-21

  • 0973-22-7261

  • 11:00~19:00(LO)、月は11:00~14:00

  • 23席(禁煙)

  • 5台(無料)

  • 大分空港より車で約95分

2018年10月1日時点の情報です

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