座間味島・那覇市
世界が恋する沖縄の“青と白”を訪ねて
あんことクリームたっぷり。
店主の髙松聖司さん。
天草の鯛焼きは丸っこくてかわいい。頭や尾はくるりと畳まれて、円形に収まっている。子どももお母さんもおばあちゃんも、特に市内の人たちにとって、鯛焼きといえば昔からこの形なのだそうだ。惜しまれつつも閉店し、その味は一時期途絶えていたが、2017年(平成29年)、『たい焼きカフェ まるきん』として復活。地元出身の放送作家・小山薫堂氏や、パティシエのエス コヤマ氏など心強い協力者を得てのスタートとなった。
店先ではパタン、パタンという音。自動でひっくり返る珍しい焼き機を使っている。その光景に釘付けになる子どもの姿も昔のままだそう。鯛焼きは、あんこと、茶葉が練り込まれたカスタードクリーム入り。優しい甘さに、すぐもうひとつとお代わりしたくなる。ますます荷物が重くなるなあ、なんてうれしい悲鳴をあげながら、おみやげに買って、旅の終わりとした。
地元の人たちの憩いの場となっている。
鯛焼き¥150、学割は¥120。茶葉入りカスタードクリームを包んだ、くまモン型焼きは¥120。
熊本県天草市中央新町11-10
10:00〜18:00
水(祝の場合翌日)
27席(禁煙)
1台(無料)
阿蘇くまもと空港より車で約120分
2019年11月1日時点の情報です