

諸塚村は宮崎県西北部に位置する人口約1,300人、面積187.5k㎡の小さな村です。
村の面積の約95%が豊かな森林で覆われており、人々は遠い昔から森と共に生きてきました。先人たちに教えてもらった『森を大切にする』という考え方を、次の世代にも同じように伝えていくことが当然の事として息づいています。
家族や地域と手を取りながら、自然に寄り添い、自然と共に成長してきた、大きな森のような村が諸塚村です。
諸塚村の未来を担う子どもたち「もろっこ」の夢の実現に向けた取り組みを支援し、地域の将来を担う人財を育成することを目的に企画されました。
2024年度は、諸塚中学校2年生の中本海羽さんの「客室乗務員(以降CA)になりたい」という夢が採択されました。
本取組については、2025年12月頃に村内で開催される「令和7年度ふれあいもろつか村民大会」にて中本さん自ら発表予定です。
初日には宮崎空港にて、出発する機内準備の様子を見学し、駐機場(ランプ)にて機体のお見送りを行いました。
その後、実際に東京(羽田)行きの飛行機に搭乗。機内ではCAのサービスをお客さまの立場として受け、翌日の業務体験へのイメージを膨らませていました。
2日目には、羽田空港内のソラシドエアのオフィスにて、宮崎出身のCAが業務説明を行いました。
制服着用体験時には、慣れないスカーフに少し苦労をしながらも、制服に身を包むと少し背筋が伸び、笑顔がこぼれていました。
業務体験では、実際のお客さまを想定してドリンク提供を行い、先輩CAも「初体験とは思えないほどしっかりとサービス提供ができていた。」と大絶賛でした。
オフィスで体験を行った後は、実際に宮崎へ帰る飛行機内にて、関係者へドリンク提供を行いました。
機内では当社CAが中本さんの体験を応援するアナウンスを実施するなど、周りの方々に温かい雰囲気で見守られながら、2日間にわたる体験を終えました。
1泊2日のCA体験で、強く記憶に残っているのは制服着用です。スッと気持ちが引き締まり、背筋も自然と伸びました。
また、お客さまの安全のための打ち合わせや細やかな心遣い、CAの皆さんは優しくてかっこよかったです。
これから、夢や目標にもっと真剣に向き合い、たくさんチャレンジしていきたいと思います。
ソラシドエアは今後も、「空から笑顔の種をまく。」というブランドプロミスのもと、笑顔を届ける航空会社として、これからも地域の皆さまとともに歩んでまいります。