

枕崎市は、薩摩半島の南西端、鹿児島空港から車で約1時間半の場所に位置している南薩摩地域の中核都市であり、単独漁港としては全国初の開港指定を受けた有数の港町です。水産加工業・漁業が基幹産業となっており、鰹節生産量は日本一です。
また、本土最南端を走るJR指宿枕崎線の始発・終着駅「枕崎駅」、昔ながらの本格焼酎づくりの技を現在に伝える「薩摩酒造 明治蔵」などが広く知られています。
1936年の創業以来、枕崎に根ざした企業として地元を大切にしながら本格焼酎の製造を行っており、「モノづくりの可能性に「挑戦」し続け、人びとに幸せな笑顔をお届けする」を企業理念としている会社です。
代表銘柄の本格芋焼酎「さつま白波」、長期貯蔵麦焼酎「神の河」などをはじめ、様々な酒類の製造を行っています。また、文化活動への協賛やスポーツ支援など地域支援活動にも取り組んでいます。
薩摩酒造株式会社
「NEXT Challenge」というビジョンのもと、自らが先頭に立ち地域課題に挑戦することで、地域の未来を形作り、懸け橋となることを目指している地域商社です。
当初の法人名は「地域商社まくらざき」でしたが、事業が枕崎にとどまらず、近隣の市町村や他県に広がってきたため、現在の商号となっています。
空き家対策事業や関係人口創出事業、移住交流促進事業など地域に根差した様々な地域課題に取り組んでいます。
地域商社推進機構
4者それぞれが有する人的・物的資源を活用し、関係人口の創出、地域価値の向上および地域課題の解決を図ることを目的とした包括連携協定を締結しました。
耕作放棄地の活用をはじめ、自然環境に配慮した持続可能な社会の実現に向けた活動や、地元特産品の開発を軸に、開発過程の継続的な情報発信による地域のPRや地域イベントの実施による関係人口の創出に関する取り組みを行います。
協定締結式後、地域共通課題の草刈りをきっかけに地域の活性化や課題解決を目指す「草刈りツーリズムプロジェクト」の皆さんにご協力いただいて2mを超える雑草を機械で刈り、ソラシドエア社員も一緒に刈った草をかき集める作業を行いました。
雨が降ったり止んだりと不安定な天気でしたが、約2,000平米の広大な耕作放棄地が約3時間できれいな土地に生まれ変わり、「ソラシドファーム枕崎」が誕生しました!
今後「ソラシドファーム枕崎」では、土壌改良を行い、さつまいもの植え付けや収穫作業などを行っていきます。
そして、焼酎造りに関するワークショップを行いながら、オリジナルコンセプトの焼酎づくりを行ってまいります。